14才、消極的な性格で一日に言いたい事の20%も言えなかった僕にはギターが拡声器に思えた。
ひとりでギターを弾いているとベースの友達が出来、ドラムを持っている友人宅で隣の高校のボーカリストを紹介された。
そしてその場でパンクバンドを結成した。
ギターとの出会い、それはモノクロの世界が256色に塗られた瞬間でもある。
街のざわめきが音符に変わり工事現場の騒音はビートに変化した。
そして初めてのステージ。広大な音楽の世界へ、航海はここから始まった。
人は嫌われる事を避け、闇を黒く塗り体裁を取り繕う。
「JUSTICE」という相棒は影の役割を担う「GUILTY」を連れてやってきた。
光が生む闇にはギルティという正義がある。
触れただけで感電しそうなヘッドによく斬れそうなボディ、持つ者の本音だけが発信させられるピックアップ。
ジャスティスには相当厄介なギルティが纏わりつくクロスボーンという名の十字を背負った陰と陽。影の奏でるダーク・トーン、音楽の虜になるがいい。