
ZPG Re-viv
SPECIFICATION
- MODEL:
- ZPG Re-viv SL 12Strings
- NECK MATERIAL:
- Honduras Mahogany
- FINGER BOARD:
- Ebony
- SCALE LENGTH:
- 25.00''
- FRET:
- #213 24Fret
- BODY MATERIAL:
- Curly Maple with Honduras Mahogany
- PEG HEAD:
- GOTOH SD91-05M
- PICK UPS:
- LACE Chrome Domes
- BRIDGE:
- GOTOH GE103B
- TAILPIECE:
- ZODIACWORKS Aluminium Tailpiece
- CONTROLS:
- Master Volume,
S.V.SW,M.Tone[0.047μF MET.],
5WayP/U Selector SW.
- COLOR:
- SEE-THROUGH BLACK
- PRICE:
- ¥485,000(w/o tax)
当たり前のことだが,エレキギターは生ギターと違ってピックアップからの音をアンプで増幅させる。ではエレキの生音は小さくていいのだろうか,電気的処理だけに音量の増幅だけを任せておけばいいのだろうか。
弦を弾くと音が出る,その振動がボディとネックに伝わっていく。ピンと張った弦を弾いて,ある程度振幅したら段々信服が小さくなる。よくサスティーンが良いとか,鳴るとか表現されるギターは「弦の振幅に木が付き合ってる」ことと言えるだろう。弦が弾かれてボディ/ネックがほんの少し引っ張られ,振幅が一番小さいポイントに来た時に元の状態に戻る。この動作を弦とボディ/ネックの間で繰り返すと,楽器から出てくる音量が大きく続くようになる。おおまかに言うと「鳴る」ギターの原理はこういうことだ。
かと言って,ただネックが動けば良いというわけではない。そんなものはピッチが不安定で音の芯もボケてしまう。ネックはしっかり作る,この「しっかり作る」ということが大事なポイントで,量産工場では,捉えきれない事かもしれない。そして振動にうまく付き合えるよう,ほんの少し弾性を持たせてやる。その微妙なサジ加減は,木の選び方や扱い方で決まっていく。